【企画展】はじめての古美術鑑賞—写経と墨蹟—
2025/04/15公開

写経と墨蹟。一見しただけでは、難しそうと思われるかもしれません。写経は仏教の経典を書写したもの、また禅僧の書である墨蹟の多くは禅の心得が書かれています。確かに、その内容は決して易しくありません。しかし、ともに仏教に基づきながら、ひたすらに書き写された整然とした書と、書き手の個性までもが表れた大胆な筆跡、その対照的な書の魅力に導かれて一点一点を丁寧にみてゆくと、どこかに「推せる」ポイントが見つかるのではないでしょうか。
このたびの展覧会では、これら二つのジャンルの作品を、展示室を二分してともに並べることで、まずはその造形的な違いを目で見て実感していただきます。展示品は、当館で所蔵する国宝や重要文化財が中心となります。これらの作品は何が、どのように優れているのでしょうか。書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語もわかりやすく解説しながらご紹介します。 名品によって、写経と墨蹟の鑑賞を始めてみましょう。[公式ホームページより]
開催期間:2025年5月31 日(土)~7月6日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで)
入場料:オンライン日時指定予約
一般1,300円、学生1,000円
*障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
会場:根津美術館 展示室1
公式ホームページ:https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
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根津美術館
107-0062 東京都港区南青山6-5-1
TEL:03-3400-2536