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【おすすめ本5選】元離宮二条城「令和5年度夏期原画公開 勅使を迎える青楓(あおかえで) ~〈遠侍〉勅使の間~」がもっと楽しめる!

2023/08/09公開
【おすすめ本5選】元離宮二条城「令和5年度夏期原画公開 勅使を迎える青楓(あおかえで)  ~〈遠侍〉勅使の間~」がもっと楽しめる!

元離宮二条城で開催中の令和5年度夏期原画公開「勅使を迎える青楓(あおかえで) ~〈遠侍〉勅使の間~(2023年7月13日~9月10日)」をもっと楽しめる!

天皇の行幸から大政奉還まで、徳川家の居城として歴史に残る二条城。勅使の間の公開にあわせ、狩野派の手がけた壮麗な本丸御殿襖絵の世界に触れてみませんか。

特別展の前後に読みたい5冊を、CUMAGUS編集部が独自にピックアップしてご紹介します!


令和5年度夏期原画公開「勅使を迎える青楓(あおかえで) ~〈遠侍〉勅使の間~」詳細はこちら



 

本日ご紹介するのは、こちらの5冊です!

①  元離宮二条城(京都新聞出版センター)京都新聞出版センター編

②  もっと知りたい狩野永徳と京狩野(東京美術)成澤勝嗣

③  京都 二条城と寛永文化(青幻舎)Living History in 京都・二条城 協議会編

④  障屏画と狩野派(辻惟雄集 3:岩波書店)辻惟雄

⑤  二条城行幸図屏風の世界―天皇と将軍華麗なるパレード(論創社)泉屋博古館 編

 

①  元離宮二条城(京都新聞出版センター)京都新聞出版センター編


著者名:京都新聞出版センター(編)

出版社名:京都新聞出版センター

定価:838円 (本体761円+税)

B5判:64ページ

【築城四百年記念】

豪壮・絢爛の美、二条城の歴史と文化を、カラー写真や図版を配して紹介。世界遺産の魅力を凝集。(京都新聞企画事業株式会社HPより)

 

②  もっと知りたい狩野永徳と京狩野(東京美術)成澤勝嗣


著者名:成澤勝嗣(著)

出版社名:東京美術

定価:1,980円 (本体1,800円+税)

B5判:96ページ

【狩野永徳から京狩野へ】

信長・秀吉という天下人に重用され、安土城・聚楽第・大坂城などの障壁画を制作し、豪壮華麗な様式を確立しながらも、ほとんどの作品が失われた、天才永徳の48年の生涯を追う。

探幽(永徳の孫)が江戸に移り「江戸狩野」を率いたのに対し、永徳の門人として京に留まり、その遺風を継いだ山楽を祖とする「京狩野」は、大画様式に優れた才能を見せたが、個性派ぞろいでもあった。幾何学的な装飾絵画を生んだ山雪、柔らかな大和絵と同時に奇矯な作品を残した永敬ほか、注目の狩野派絵師たちに迫る。

京狩野が永徳の様式を踏襲し、江戸狩野と異質の展開をした背景にある両者の確執にも言及。(東京美術HPより)

 

③  京都 二条城と寛永文化(青幻舎)Living History in 京都・二条城 協議会編


著者名:Living History in 京都・二条城 協議会(編著)

出版社名:青幻舎

定価:2,200円 (本体2,000円+税)

B5判:128ページ

【二条城へと向かった空前絶後のパレード「寛永行幸」から四百年。いま、日本の美意識の源ルーツをクリエイティブな画期「寛永」に探る。】

千年の都・京都。江戸時代の京都は出版文化の発祥の地であり、陶磁器や染色などの技術、産業の振興はめざましく、日本人の教養を高めた新しい文化芸術の展開も数多くみられました。なかでも寛永の時代は、「日本の文化の故郷」とも呼ばれるほど、多くの文化人が活躍した時代です。

後水尾天皇、徳川秀忠・家光、東福門院和子(まさこ)、小堀遠州、狩野探幽、 野々村仁清、松花堂昭乗、俵屋宗達、本阿弥光悦、池坊専好…。茶の湯、書画、いけばな、数寄屋建築、やきもの、小袖、出版など、多様な分野に綺羅星のごとく現れた、才気あふれるスター&百花繚乱のアートを一挙紹介します。(青幻舎HPより)

 

④  障屏画と狩野派(辻惟雄集 3:岩波書店)辻惟雄


著者名:辻惟雄(著)

出版社名:岩波書店

定価:3,520円 (本体3,199円+税)

A5判:254ページ

【日本美術史の第一線 辻惟雄の研究を集成】

相次ぐ重要作品の再発見により研究の進展がめざましい大和絵屏風、室町障屏画、桃山障屏画を扱う3論考を総論とし、南禅寺本坊大方丈障壁画の画家の問題と《聚楽第図屏風》を詳しく検討。また、狩野派誕生の社会的背景に光を当て、元信ら初期狩野派の画家たちの再評価を行い、永徳、等伯、探幽らの作品を論じる。(岩波書店HPより)

 

⑤  二条城行幸図屏風の世界―天皇と将軍華麗なるパレード(論創社)泉屋博古館 編


著者名:泉屋博古館(編)

出版社名:論創社

定価:2,200円 (本体2,000円+税)

B5判:80ページ

【後水尾天皇の二条城行幸】

驚異の高精細スキャナー画像による屏風絵の世界へ!寛永3年9月、上洛中の徳川秀忠、家光の招きに応じ、後水尾天皇が二条城に行幸する様子を描いた「二条城行幸図屏風」。総勢3226人に及ぶ行幸の列と観衆を精細画像でクローズアップし、子細に読み解く。(論創社HPより)

 



二条城と本丸御殿の歴史に触れる5冊、いかがでしたか?

令和5年度夏期原画公開「勅使を迎える青楓(あおかえで) ~〈遠侍〉勅使の間~」は、7月13日~9月10日まで開催です。

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