【長崎くんちを100％楽しむ】長崎伝統芸能館（グラバー園）

「長崎くんち」は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、長崎の町を挙げて催されます。くんちの語源は、旧暦の9月9日を重陽の良き日として祝う中国の風習が伝わり、9日（くにち）をくんちと読み、祭礼日の意味としたとする説が一般的なようです。

「龍踊（じゃおどり）」「鯨の潮吹き」「太鼓山（コッコデショ）」「阿蘭陀万才（おらんだまんざい）」「御朱印船(ごしゅいんせん)」など、ポルトガルやオランダ、中国・ベトナムなど南蛮、紅毛文化の風合いを色濃く残した、独特でダイナミックな演し物（奉納踊）を特色としており、その絢爛豪華な踊りに魅せられて、多くの市民や観光客が集まります。

そんな長崎くんちをいつでも楽しめる場所があるのをご存じでしょうか？

長崎伝統芸能館は、意外にも国指定重要文化財に指定されている「旧グラバー住宅」のあるグラバー園の一画にあります。

長崎くんちに奉納される白龍、青龍や、各踊町の奉納踊りを先導する豪華な飾りのついた「傘鉾」などを展示しており、一年中長崎くんちの伝統に触れることができます。

また、展示室には、奉納祭の際の動画も流れており、異国情緒あふれる祭りの一端を知ることができます。

観光の際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

▲グラバー園の出口付近にあります

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長崎伝統芸能館（グラバー園）

〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8番1号 

Tel: 095-822-8223

開園時間：8:00～18:00（最終入園受付は20分前）年中無休

入園料金：大人：620円／高校生：310円／小・中学生：180円