【おすすめ本５選】大倉集古館「大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ―近現代の書と言葉」をもっと楽しめる！

大倉集古館で開催中の企画展「大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ―近現代の書と言葉（2023年11月15日～2024年1月14日）」をもっと楽しめる！

大倉組商会設立から150年目にあたる今年、創設者・大倉喜八郎とその嗣子・喜七郎の筆による書画から、偉人たちの文化的交流に触れてみませんか。

特別展の前後に読みたい５冊を、CUMAGUS編集部が独自にピックアップしてご紹介します！

企画展「大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ―近現代の書と言葉」詳細はこちら

本日ご紹介するのは、こちらの５冊です！

①  改訂版　大倉喜八郎 かく語りき (日本経済評論社) 東京経済大学史料委員会編

②  大倉喜八郎の豪快なる生涯 (草思社文庫) 砂川幸雄著

③  幻の五大美術館と明治の実業家たち (祥伝社新書)中野明著

④  政治家と書―近現代に於ける日本人の教養― (雄山閣) 松宮貴之著

⑤  中国の政治家と書―激動の時代を生きた政治家達の残したもの―(雄山閣) 松宮貴之著

①  改訂版　大倉喜八郎 かく語りき (日本経済評論社) 東京経済大学史料委員会編

著者名：東京経済大学史料委員会（編）

出版社名：日本経済評論社

定価：1,100円 （本体1,000円＋税）

新書判：282ページ

【進一層、責任と信用の大切さを】

明治、大正の大実業家、大倉喜八郎が、波乱万丈に富んだ経験を踏まえ、壮年時代から死去の直前までに、学生、青年、国民に語った言葉。現代にも通じる含蓄深い内容。（日本経済評論社HPより）

②  大倉喜八郎の豪快なる生涯 (草思社文庫) 砂川幸雄著

著者名：砂川幸雄（著）

出版社名：草思社

定価：935円 （本体850円＋税）

文庫判：320ページ

【大倉喜八郎の生涯に迫る】

戦前、一代にして三井、三菱、住友、安田に次ぐ第五の財閥を築き上げた大倉喜八郎。世にもまれな商傑か、戦争屋の悪徳商人か。評価が二分する彼の真の姿に迫る！（草思社HPより）

③  幻の五大美術館と明治の実業家たち (祥伝社新書)中野明著

著者名：中野明（著）

出版社名：祥伝社

定価：946円 （本体860円＋税）

新書判：320ページ

【明治実業家たちの見果てぬ夢】

大倉集古館、大原美術館、根津美術館など、実業家の蒐集品を展示する人気美術館は多い。その一方で、設立の夢を果たせなかった美術館があったことをご存知だろうか。本書はそれを、「幻の美術館」と呼ぶ。紹介する5館は、質量ともに十分なコレクションを所蔵。蒐集した実業家たちも公開をめざしていた。頓挫した背景にはいかなる事情があったのか？夢が叶っていたら、どんな美術館になっていたのか？　わずかに残されていた貴重な資料をたどり、その全貌を明らかにする。美術・歴史愛好家、垂涎の一冊！（祥伝社HPより）

④  政治家と書―近現代に於ける日本人の教養― (雄山閣) 松宮貴之著

著者名：松宮貴之（著）

出版社名： 雄山閣

定価：2,400円 （本体2,640円＋税）

四六判：235ページ

【日本を牽引した政治家たちを支えた文化的背景を書から読み解く】

かつて政治家を支えた文化的淵源だった書道。明治維新から戦後まで、多大なリーダーシップを発揮した政治家たちを取り上げ、彼等の政治的活動に書とその文化的背景がどのような影響を及ぼしたか、近隣国との関係性も含め丁寧に跡づける。（雄山閣HPより）

⑤  中国の政治家と書―激動の時代を生きた政治家達の残したもの―(雄山閣) 松宮貴之著

著者名：松宮貴之（著）

出版社名： 雄山閣

定価：3,080円 （本体2,800円＋税）

A5判：231ページ

【中国大変革の時を生きた政治家たちの残した書】

清朝末から中華人民共和国までの大変革の時代を生きた政治家達。その人生、思想を、彼らの残した書を通じ見つめ直すことで、より生身に近い彼らに迫り、息吹を感じてほしい。著者入魂の一書、ここに刊行。（雄山閣HPより）

大倉喜八郎の人生と実業家たちの残した書と文化に触れる５冊、いかがでしたか？

企画展「大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ―近現代の書と言葉」は、2023年11月15日～2024年1月14日まで開催です。