【企画展】いたばしの現代化ー関東大震災をきっかけに板橋はどう変わったのかー
令和5年(2023)9月、関東大震災の発生から100年となりました。板橋区域の被害は比較的軽度でしたが、震災を機に地域の姿は大きく変わることになります。その大きな要因のひとつは、震災復興の都市計画の中で志村地域が工業地域の甲種特別地区に指定されたことです。それによって、田畑が広がっていた農業中心の地域に工場が建ち始めました。
震災により板橋区域をはじめとする郊外へ人口が流出し、区内の人口は増え、新たな住宅が建てられました。そうした急激な変化を受け入れることのできた背景には、志村地域を中心とした土地区画整理がありました。
震災復興を機に板橋へ進出し、「工都板橋」を形成した工場の多くは、戦時中には軍需産業の担い手となります。昭和20年(1945)の終戦後、それらの工場群は民需に転換し、戦後復興を支えてきました。
大正12年(1923〉の関東大震災の発生から、昭和20年の終戦と戦後復興まで、板橋区域における産業を軸とした街並みの変化、区画整理や人口増、住宅増をはじめとする都市化を、本展では「いたばしの現代化」という言葉で表してみました。
現在の板橋を形作る基となった変化の様子を、展示を通してご覧ください。[公式ホームページより]
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板橋区立郷土資料館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-35-25
会期:令和5年9月30日(土曜日)から12月10日(日曜日)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)
会場:2階企画・特別展示室
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日が休館)
入館料:無料
公式ホームページ:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyodoshiryokan/exhibition/3000562/3000563.html