【保呂羽山の霜月神楽を100%楽しむ!】ほろわの里資料館
2023/10/12公開

秋田県横手市では毎年11月の上旬に、保呂羽山の霜月神楽(ほろわさんのしもつきかぐら)という神事が行われます。
式内社保呂羽山波宇志別神社に伝わる、神にその年の収穫を感謝し、来る年へ五穀豊穣を祈る重要な神事です。
毎年11月7日の夜から8日の朝まで夜を徹して、なんと33番の神楽舞が演じられます。
祭場となる舞台の庭には神座として御幣などによる神籬が飾られ、舞台の中央には湯釜が設置されます。各舞ごとに湯ぼうきで清めながら神事が行なわれることから、神楽の体系としては湯立神楽に区分されます。
湯立とは、神がかりの状態にある巫女が持っている笹・幣串をこれに浸した後に自身や周囲に振りかける儀式を指します。
ちなみになぜ11月に行うのかといえば、何でも旧暦の11月は神や自然が衰弱する時期であり、魂振の儀式などを行って魂の再生・更新を行って新年に備えるためだそう。
1200年以上もの歴史をもっているといわれ、1977年には重要無形民俗文化財に指定されています。
さて、そんな保呂羽山の霜月神楽が学べる資料館があります。資料館はほろわの里公園の近辺にあります。霜月神楽はもちろん、国指定重要文化財の保呂羽山波宇志別神社神楽殿の資料が展示してある施設です。
他にも県指定有形文化財の波宇志別神社神楽殿神輿や霜月神楽の衣裳などの展示もあり、貴重な文化財を見学する事ができます。
特に神楽に興味がある方には必見です。
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ほろわの里資料館
所在地:秋田県横手市大森町八沢木字宮脇74番地
料金:無料
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館期間:12月1日から翌年3月31日までの日(ただし積雪状況により期間拡大あり)