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首都圏に浮かぶ「緑の島」、狭山丘陵の歴史と文化をマルっと知ろう!【東大和市立郷土博物館】

2023/10/30公開
首都圏に浮かぶ「緑の島」、狭山丘陵の歴史と文化をマルっと知ろう!【東大和市立郷土博物館】

東大和市立郷土博物館では、「狭山丘陵とくらし」をメインテーマにして、展示・観察会・講座などを実施しています。

 

豆知識1

・狭山丘陵の地形の特徴がわかる地形模型に注目!

狭山丘陵とは、埼玉県と東京都の県境に東西11km、南北4km、総面積約3,500haの規模で広がる丘陵を指します。別名、首都圏に浮かぶ「緑の島」と称されています。

また、最東端の八国山周辺は『となりのトトロ』で舞台のモデルとされたことから、同作が公開された1988年より国内で知られるようになり、狭山丘陵の全域は「トトロの森」の愛称も得て、広く親しまれる地域ともなっています。

そんな狭山丘陵の土地の特徴がよくわかる展示となっています。

 

豆知識2

・戦災建造物 東大和市指定文化財 旧日立航空機株式会社変電所

博物館関連施設として、旧日立航空機株式会社変電所という文化財指定を受けた戦災建造物にも足を運んでみてください。

太平洋戦争末期になると、軍需工場が集中していた多摩地域は、数多くの空襲を受けることとなります。4月24日の空襲では、工場は8割方壊滅したといわれています。

変電所も窓枠や扉などは爆風で吹き飛び、壁面には機銃掃射や爆弾の破片による無数のクレーター状の穴ができました。しかし鉄筋コンクリート製の建物本体は、致命的な損傷をうけなかったといいます。

多数の弾痕が残る外壁は、当時の攻撃の凄まじさを教えてくれます。戦争の怖さや悲惨さ、そして平和の尊さを、この変電所をとおして感じることができるでしょう。

 


豆知識3

・プラネタリウムでチコちゃんに叱られる!?

東大和市立郷土博物館にはプラネタリウムも併設されています。今秋では「チコちゃん」を含む3番組をローテーションしています。

大人のみなさん、そして子供のみなさん、宇宙のこと、ちゃんと答えられますか? 何も考えないでのほほんと夜空を見上げていると、チコちゃんに叱られるかも?

 

豆知識4

・狭山茶の生産も盛ん!

茶産地としての歴史は長く、鎌倉時代にまで遡ることができ、静岡茶、宇治茶と並んで日本三大茶とされています。伝統の狭山火入れにより色・香り・味ともに重厚であり、少ない茶葉でも「よく味が出る」茶に仕上げられています。


東大和市立郷土博物館の豆知識4選、いかがでしたか?

興味を持たれた方は是非、足を運んでみてください!

 

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東大和市立郷土博物館

東大和市奈良橋1-260-2


開館時間:午前9時から午後5時まで

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)

祝日の翌日(金曜日・土曜日が祝日の場合は、翌週の火曜日に休館)

年末年始(12月28日から1月4日まで)

※このほか資料整理等のため臨時に休館することがあります。

入館料:無料(プラネタリウムの観覧は有料となります)

公式ホームページ:https://www.city.higashiyamato.lg.jp/bunkasports/museum/index.html

 

 

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