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東京国立博物館「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」をもっと楽しめる!【おすすめ本5選】

2023/10/18公開
東京国立博物館「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」をもっと楽しめる!【おすすめ本5選】

平安時代前期に成立して以降、連綿と描き継がれてきたやまと絵。四大絵巻をはじめとしたやまと絵の優品が一堂に会するこの機会に、伝統的な日本の美術に触れてみませんか。

特別展の前後に読みたい5冊を、CUMAGUS編集部が独自にピックアップしてご紹介します!


本日ご紹介するのは、こちらの5冊です!

①  東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選: 江戸絵画の名品(吉川弘文館)東京国立博物館 編

②  もっと知りたいやまと絵(東京美術)土屋貴裕 著

③  日本画 名作から読み解く技法の謎(世界文化社)東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室 監修

④  十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの(徳間書店)高畑 勲 著

⑤  もっと知りたい鳥獣戯画(東京美術)土屋貴裕・三戸信惠  監修

 

①  東京国立博物館所蔵 近世やまと絵50選: 江戸絵画の名品(吉川弘文館)東京国立博物館 編

著者名:東京国立博物館(編)

出版社名:吉川弘文館

定価:2,640円 (本体2,400円+税)

B5判:112ページ

【東京国立博物館所蔵の近世やまと絵の優品】

著名な絵師の代表作を含め、東京国立博物館が所蔵する近世やまと絵の中から50点を精選。近世の美意識を楽しめる公式図録。(吉川弘文館HPより)

 

②  もっと知りたいやまと絵(東京美術)土屋貴裕 著

著者名:土屋貴裕(著)

出版社名:東京美術

定価:2,420円 (本体2,200円+税)

B5判:96ページ

【やまと絵入門書】

やまと絵は中国伝来の絵画(唐絵)と対比される形で成立し、千年もの間にさまざまな変化を遂げながら命脈を保ってきた。国宝31件、重要文化財30件を含むやまと絵の代表作を通して、日本美術の核心に迫る画期的な入門書。(東京美術HPより)

 

③  日本画 名作から読み解く技法の謎(世界文化社)東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室 監修

著者名:東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室(監修)

出版社名: 世界文化社

定価:3,850円 (本体3,500円+税)

A5判:224ページ

【目からウロコの美術指南書! 最新の研究が明かす名画の技法と素材の謎】

愛好家・表現者必携! 東京藝術大学による日本画の技法、素材・道具、保存・修復についての解説書。(世界文化社HPより)

 

④  十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの(徳間書店)高畑 勲 著

著者名:高畑 勲(著)

出版社名: 徳間書店

定価:3,960円 (本体3,600円+税)

A4判:152ページ

【アニメーション監督から見た絵巻】

日本のマンガ・アニメーションの隆盛の最大の要因は、日本人が昔から、マンガ・アニメを作るのがうまかったし、好きだったから――今から850年近くも前に描かれた、日本の文化遺産〈絵巻〉。日本のアニメ界を代表する高畑勲監督が新しい視点でその〝見方〟と〝面白さ〟を解説。(徳間書店HPより)

 

⑤  もっと知りたい鳥獣戯画(東京美術)土屋貴裕・三戸信惠  監修

著者名:土屋貴裕・三戸信惠(監修・著)、板倉聖哲(著)

出版社名:東京美術

定価:2,200円 (本体2,000円+税)

B5判:80ページ

【鳥獣戯画の世界】

追いかけっこをする兎と猿、相撲をとる蛙……日本人なら誰もが一度は目にしたことがあり、老若男女から愛されてきた、国宝「鳥獣戯画」。ところがその人気と知名度にもかかわらず、いつ・どこで・誰によって・何のために描かれたかよくわからない、謎につつまれた作品でもあります。本書は、四つの巻の全場面を紹介しながら、その成り立ちや見どころ、そして後世の日本美術に与えた大きな影響についても紹介します。(東京美術HPより)


 

やまと絵の世界に触れる5冊、いかがでしたか?

特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」は、10月11日~12月3日まで開催です。



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