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【おすすめ本5選】山口県立山口博物館「やまぐち 大考古博~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~」をもっと楽しめる!

2023/07/19公開
【おすすめ本5選】山口県立山口博物館「やまぐち 大考古博~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~」をもっと楽しめる!

山口県立山口博物館で開催予定の特別展「やまぐち 大考古博~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~(2023年7月21日~9月3日)」がもっと楽しめる!

古くから東アジアと日本列島を結ぶ要所であった山口。その人、文化、交流の歴史を辿ります。

特別展の前後に読みたい5冊を、CUMAGUS編集部が独自にピックアップしてご紹介します!


特別展「やまぐち 大考古博~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~」詳細はこちら

 

本日ご紹介するのは、こちらの5冊です!

①  シリーズ 地域の古代日本 出雲・吉備・伊予 (角川選書 659) 吉村武彦・川尻秋生・松木武彦 (編)

②  通貨の日本史 - 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで (中公新書) 高木久史

③  室町戦国日本の覇者 大内氏の世界をさぐる(勉誠出版)大内氏歴史文化研究会 (編) 伊藤幸司 (責任編集)

④  大内氏の興亡と西日本社会 (列島の戦国史3 吉川弘文館)長谷川博史

⑤  見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産: 日本と世界をつなぐ世界遺産(勉誠出版)岩下哲典・藤村泰夫(編)

 

①  シリーズ 地域の古代日本 出雲・吉備・伊予 (角川選書 659) 吉村武彦・川尻秋生・松木武彦 (編)


著者名:吉村武彦・川尻秋生・松木武彦 (編)

出版社名:KADOKAWA

定価:2,530円 (本体2,300円+税)

単行本:272ページ

【中国・四国地方は、古代より人や文物や情報が往来する「回廊」であった】

古代より中国・四国地方は、大陸への窓口である九州と近畿とをつなぐ、人や文物、情報が往来する回廊であった。山陰、瀬戸内海の南北岸、太平洋岸の回廊が3本並び、気候や地形も違う。この多様さが、密に込み入った歴史を形成したのである。特定の地域名を象徴的に意識しつつ、古墳や国府のような列島共通のテーマと、弥生墳丘墓、鉄生産、古代山城、出雲大社など地域に顕著なテーマとを往復しながら、日本列島古代の歴史像を多面的に浮き彫りにする。(KADOKAWA HPより)

 

②  通貨の日本史 - 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで (中公新書) 高木久史

著者名:高木久史(著)

出版社名: 中央公論社

定価:924円 (本体839円+税)

新書判:ページ

【今も昔も私たちを悩ませる、お金をめぐる通史。】

都の建設のため国産銭が作られた古代、中国からの輸入銭に頼った中世、石見銀山の「シルバーラッシュ」が世界経済をも動かした戦国時代、財政難に苦しめられた江戸の改革者たち、帝国日本の通貨政策……。無文銀銭が登場した7世紀から現在まで、通貨をめぐる歴史はエピソードに事欠かない。通貨政策に大きな影響を与えてきた庶民の事情にも着目しながら、その歩みをたどる。(中央公論社HPより)

 

③  室町戦国日本の覇者 大内氏の世界をさぐる(勉誠出版)大内氏歴史文化研究会 (編) 伊藤幸司 (責任編集)

著者名:大内氏歴史文化研究会(編)、伊藤幸司 (責任編集)

出版社名:勉誠出版

定価:1,980円 (本体1,800円+税)

判:ページ

【14世紀後半から16世紀前半、約200年の長きにわたり、周防国の山口を拠点とし、中国地域から九州地域にわたる広大な領域を支配下に置いた西国の覇者―大内氏。】

西国のみならず、中央の政局にもたびたび関与し、一方で、東アジア諸地域との外交により比類なき経済力とネットワークを手中にした大内氏という強大な権力体の実像はどのようなものであったのか。

そして、それはどのように展開し、潰えていったのか。

政治・経済・文化・外交・宗教・文学・美術・考古等、諸分野の知見を集結し、室町・戦国期日本の歴史的展開において大きな足跡を残した大内氏の総体を捉える絶好のガイドブック。(勉誠出版HPより)

 

④  大内氏の興亡と西日本社会 (列島の戦国史3 吉川弘文館)長谷川博史

著者名:長谷川博史(著)

出版社名:吉川弘文館

定価:2,750円 (本体2,500円+税)

四六判:246ページ

【西日本における大内氏の興亡】

16世紀前半、東アジア海域と京都を結ぶ山口を基盤に富を築き、列島に多大な影響を与えた大内氏。大内氏と大友・尼子氏らとの戦いや毛利氏の台頭などを描き出し、分裂から統合へ向かう西日本を周辺海域の中に位置づける。(吉川弘文館HPより)

 

⑤  見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産: 日本と世界をつなぐ世界遺産(勉誠出版)岩下哲典・藤村泰夫(編)

著者名:岩下哲典・藤村泰夫(編)

出版社名:勉誠出版

定価:2,640円 (本体2,400円+税)

四六判:264ページ

【世界遺産の見どころを徹底解説!】

2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。8エリア23資産の歴史・概要を時系列で写真とともに解説する充実の一冊。現地を歩くためのガイドブックとしても最適。(勉誠出版HPより)

 

山口の歴史、文化に触れる5冊、いかがでしたか?

特別展「やまぐち 大考古博~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~」は、7月21日~9月3日まで開催です。

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