【特別展】文字が語る古代のくまもと
2024/03/11公開

漢字文化は、海外やヤマト王権との交流を契機に、古代の肥後で広まりました。江田船山古墳から出土した大刀銘文は、肥後の豪族が渡来人・漢字を受容した姿を示します。文書主義を基調とした律令国家のもとでは、地方の役所を核として文字の世界はさらに広がります。平城宮跡や太宰府跡で出土した木簡など肥後関係の文字資料は、漢字文化の展開を物語ります。熊本で出土した古代の木簡・墨書土器や写経・石碑なども、肥後びとが書いた文字を今に伝えています。それらの文字や、古代文学に描かれた肥後の姿を読み解いて、古代くまもとの豊かな歴史・文化をたどりたいと思います。古代肥後びとが書いた生の文字の迫力と魅力を感じていただければ幸いです。[公式ホームページより]
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くまもと文学・歴史館
〒862-8612
熊本市中央区出水2丁目5番1号
電話(096)384-5000
開催期間:2024年3/15(金)~5/6(月)
休館日:火曜日、3/29、4/26
開館時間:午前9:30~午後5:15
入館料金:無料
公式ホームページ:https://www2.library.pref.kumamoto.jp/bunreki/cat3/cat2