【おすすめ本5選】九州国立博物館「古代メキシコ― マヤ、アステカ、テオティワカン」がもっと楽しめる!
九州国立博物館で開催予定の特別展「古代メキシコ― マヤ、アステカ、テオティワカン(2023年10月3日~12月10日)」をもっと楽しめる!
16世紀、スペインによる侵攻を受けるまで3000年以上にわたり繁栄したメキシコの古代文明。
「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な文明を中心に、古代メキシコ文明の興亡の歴史を紐解きます。
特別展の前後に読みたい5冊を、CUMAGUS編集部が独自にピックアップしてご紹介します!
特別展「古代メキシコ― マヤ、アステカ、テオティワカン」詳細はこちら
本日ご紹介するのは、こちらの5冊です!
① 古代マヤ文明-栄華と衰亡の3000年 (中公新書)鈴木真太郎
② 図説 マヤ文明 (ふくろうの本/世界の歴史)嘉幡茂
③ アステカとインカ 黄金帝国の滅亡 (講談社学術文庫)増田義郎
④ マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅(草思社)柴崎みゆき
⑤ テオティワカン―「神々の都」の誕生と衰退―(雄山閣)嘉幡茂
① 古代マヤ文明-栄華と衰亡の3000年 (中公新書)鈴木真太郎
著者名:鈴木真太郎(著)
出版社名:中央公論新社
定価:1,056円 (本体960円+税)
新書判:320ページ
【現地での調査に長年携わった著者が、新知見をもとに、その実像を描く。】
かつて中米に栄えた古代マヤ。前一〇〇〇年頃に興り、一六世紀にスペインに征服された。密林に眠る大神殿、高度に発達した天文学や暦など、かつては神秘的なイメージが強かったが、最新の研究で「謎」の多くは明かされている。解読が進んだマヤ文字は王たちの事績を語り、出土した人骨は人びとの移動や食生活、戦争の実態まで浮き彫りにする。(中央公論新社HPより)
② 図説 マヤ文明(ふくろうの本/世界の歴史)嘉幡茂
著者名:嘉幡茂(著)
出版社名:河出書房新社
定価:2,200円 (本体2,000円+税)
A5判:132ページ
【マヤ文明の文化と歴史を紐解く】
巨大なピラミッド群、特異な芸術と世界観で我々を魅了し続けるマヤ文明がいかに栄え、いかに滅びたか。最新の発掘調査と共に、古代マヤ人の国家、都市、生活、宗教や経済まで徹底解説。(河出書房新社HPより)
③ アステカとインカ 黄金帝国の滅亡 (講談社学術文庫)増田義郎
著者名:増田義郎(著)
出版社名:講談社
定価:1,551円 (本体1,410円+税)
A6判:424ページ
【「敗者」の視点から辿るラテンアメリカ史】
一六世紀、スペイン人によるアメリカ大陸征服史が始まる。黄金を探すコロンブス、ピサロ、コルテス……。抵抗する、モクテスマ、トパック・アマルなどのインディオたち。栄華を誇った帝都と文明は、いかに滅ぼされたのか? 西欧と非西欧の壮絶なる戦いの記録を、既存の、スペイン人主体の史料では触れられなかった「敗者の視点」から再検証、植民地時代から現在へ続くラテンアメリカの被征服史を辿る。(講談社HPより)
④ マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅(草思社)柴崎みゆき
著者名:柴崎みゆき(著)
出版社名:草思社
定価:1,540円 (本体1,400円+税)
A5判:256ページ
【手描きのイラストで巡るメソアメリカ文明の古代遺跡】
メキシコを中心にメソアメリカ文明の遺跡の数々を実際に旅した著者が、これまた全ページ手描きでおくる愉しくユニークな旅行ガイド。見ているだけでも充分満足。(草思社HPより)
⑤ テオティワカン―「神々の都」の誕生と衰退―(雄山閣)嘉幡茂
著者名:嘉幡茂(著)
出版社名:雄山閣
定価:2,860円 (本体2,600円+税)
A5判:208ページ
【テオティワカンの繁栄と衰退】
「神々の都」を意味する古代都市、テオティワカン。
アステカ以前、中央アメリカ世界において中心だったこの都市の、誕生から衰退までの歴史を、豊富な考古資料を基に描き出す。(雄山閣HPより)
メキシコの古代文明に触れる5冊、いかがでしたか?
特別展「古代メキシコ― マヤ、アステカ、テオティワカン」は、10月3日~12月10日まで開催です。