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【特別展】「やまぐち 大考古博」 ~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~

2023/06/23公開
【特別展】「やまぐち 大考古博」 ~みよう、ふれよう、やまぐちの3000年~

山口県は、東アジアと日本列島の海上交通を結ぶ要であり、この地には人々の往来と文化の交流による歴史が積み重ねられてきました。

約3000年前に始まった弥生時代。土井ヶ浜遺跡の人骨や貝製品、梶栗浜遺跡の細形銅剣、地蔵堂遺跡の蓋弓帽など響灘沿岸には、中国大陸や朝鮮半島からの渡来文化の影響を受けた人々の墓、青銅器などが残されています。

 古墳時代には前方後円墳が瀬戸内海沿岸に集中して築造されました。柳井茶臼山古墳や白鳥古墳、天王森古墳などから出土した銅鏡や埴輪は、瀬戸内海ルートを重視したヤマト王権との強いつながりをあらわしています。

古代の周防・長門は、産業の先進地でした。長登銅山の開発とともに、8世紀には長門鋳銭所跡、9世紀には周防鋳銭司跡において和同開珎をはじめとする貨幣が鋳造されています。

 室町時代、畿内・西国の覇権を握った大内氏によって、山口は繁栄を極めました。全国でも希少な金箔かわらけや朝鮮半島産の陶磁器は、大内氏の強大な政治権力と豊かな国際性を伝えるものです。また、江戸時代の城下町萩では、萩城跡や郡司鋳造所が発掘され、世界遺産の構成資産となっています。

以上のような、山口県の歴史、文化を楽しむ展覧会「やまぐち大考古博」の開催によって本県各地域の魅力を県内外に伝えることをめざします。[公式ホームページより]

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会場 山口県立山口博物館

〒753-0073 山口市春日町8番2号


会期 2023年7月21日(金)~9月3日(日)

入場料 一般1,000円、学生・シニア(70歳以上)650円、18歳以下の方および高等学校、中等教育学校、総合支援学校(特別支援学校)等に在学する児童生徒は無料

(高校生は有料化を検討中)


休館日 (休館日7/25(火)、7/31・8/1(月・火)、8/7・8(月・火)、8/21・22(月・火)、8/28・29(月・火))


開館時間 午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)


問い合わせ先 (083)922-0294


公式サイト https://www.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/event2023/special.html

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