【特別展示】鳳凰はばたく朝陽閣~明治・大正期の印刷局工場案内~
2023/12/21公開

朝陽閣とは、明治9(1876)年、東京・大手町に印刷局が建設した工場の呼称です。赤レンガ造りのモダンな西洋建築で、当時その外観が大きな話題となりました。一方、その内部では、最新の機械設備を備え、西洋式印刷技術を駆使して、お札や切手等の製造を一手に担っていました。
朝陽閣は、新たな東京名所として、また先進技術のパイオニアとして、名実ともに評判を呼びましたが、大正12(1923)年の関東大震災によって、惜しくもその姿は永遠に失われてしまいました。
本展では、震災から100年を迎え、改めて朝陽閣の優美な姿や当時の風景、業務内容を多種多様な絵画や写真資料とともに振り返ります。ぜひご覧ください。
また、会期中の1月~2月には、以下の期日に凹版印刷体験イベントも実施します。[公式ホームページより]
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お札と切手の博物館
114-0002 東京都北区王子1-6-1
開催期間:令和5年12月19日(火)~令和6年2月25日(日)
開催時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、12月29日(金)~1月3日(水)、2月11日(日)
開催場所:お札と切手の博物館 2階展示室入場料無料
公式ホームページ:https://www.npb.go.jp/ja/museum/tenji/tokubetu/index.html